四季のあるフランス。季節ごとにベストな服装は？

観光で人気のあるフランス。コロナ禍で何かと制限や我慢が日常となっている今、収束したら是非訪れたい国の一つです。ここでは、近い将来自由に行動できるようになった時に参考になる『フランス観光で失敗しない服装』のポイントについて紹介したいと思います。

フランスには日本同様、四季があり、フランスの中でも北部と南部で気候が異なります。 服装の気をつけるポイントも北部と南部で違いがあるようです。 芸術、ファッションの都であるパリを中心にモンサンミッシェルやルーアンなどイギリス寄りを北部、王侯貴族が栄華を極めた宮殿や城館が点在する田園地帯やニースやマルセイユなど地中海沿いを南部として、それぞれの気候の特徴を見ながら、最適な服装を考えてみましょう。

Spring（3月～5月）フランスの春

≪気候≫
【北部】平均気温：9～15度。東京より少し肌寒いです。4月末～5月末には、暖かく過ごしやすくなってきます。
【南部】平均気温：11～18度と北部より暖かいです。4月末～5月末には、半袖でもいいくらいの気候の日もあります。

≪服装≫
まだ肌寒く、セーターが必要な場合もあります。スプリングコートなど脱ぎ着できるかさばらない洋服で調整する方が何かと対応できてGOODです。

Summer（6月～8月）フランスの夏

≪気候≫
【北部】平均気温：約20度。最高気温が30度を超える日も出てきます。
【南部】平均気温：約20度～23度。最高気温が35度を超える日も出てきます。

≪服装≫
日本と違い湿気がなくカラッとした暑さで朝晩は涼しいです。薄手の軽い羽織るものを持参することをおすすめします。空調がとても効いている場所が多いのと朝夕の寒暖差が激しいので、その点でも脱ぎ着で調整出来る方がいいと思います。紫外線対策も忘れずに！

Autumn（9月～11月）フランスの秋

≪気候≫
【北部】平均気温：平均気温は7～16度。9月は残暑でまだまだ暑いです。10月になると急に気温が下がり、寒い日が増えてきます。
【南部】平均気温：10～19度。南部も9月は残暑でまだまだ暑いです。徐々に涼しく過ごしやすくなってきます。

≪服装≫
10月から急に寒くなるので、ジャケットなど羽織るものは必須となってきます。重ね着など、おしゃれに調整できる服装がいいでしょう。

Winter（12月～2月）フランスの冬

≪気候≫
【北部】平均気温：約5度。氷点下になる日も多く、寒さが厳しくなります。
【南部】平均気温：約7度。南部でも北部ほどではないですが、日本の東京の冬と同じくらいの冷え込みです。

≪服装≫
日の出が日本では考えられないほど遅くなり、日照時間は1日平均3時間ほど。暖かな陽が出ることがほぼないので、より寒さを感じると思います。厚手のコートや手袋、マフラーなどでしっかり防寒対策をとりましょう。

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