投稿日:2021.11.10 Update date 更新

クロックムッシュとは

クロックムッシュとは、パンにハムとチーズをはさみ、バターを塗ったフライパンで軽く焼いてベシャメルソースなどのホワイトソースを塗ったホットサンドの一種です。 19世紀初めのパリ(フランス)が発祥とされており、食べるときに表面がカリッとしていることから、「カリッとした」という意味のフランス語「croquer」を名前の由来としています。 上面に目玉焼きを盛り付けたものは、クロックマダムと呼ばれています。 由来は諸説ありますが、クロックムッシュの方は食べるときにトーストのカリッとした音が鳴ることを上品ではないとされ、男性向けの料理とされていたことから「ムッシュ」とつけられたという説があります。 それに対してクロックマダムは、ナイフとフォークを用いて上品に食べることが多いため「マダム」の名前がついたと言われています。

クロックムッシュ作りのポイント

クロックムッシュ作りのポイント
お手軽にできるおしゃれなトーストなので、おうちごはんにも最適です。 ゆっくりできる休日にブランチとしてクロックムッシュを食べるのも素敵ですよね。 ここでは、美味しく作るポイントをまとめてみました。

材料 (2人分)
・食パン … 4枚
・バター … 5g
・ハム … 6枚
・グリュイエールチーズ … 50g
・粗挽き黒コショウ … 適量
【ホワイトソース】
・バター … 20g
・小麦粉 … 15g
・牛乳 … 200ml
・塩、コショウ … 適量
【ホワイトソース】鍋にバターを入れて弱火で溶かします。小麦粉を加えて薄茶色になるまで中火で炒めたら、牛乳で少しずつのばしていき、塩、コショウで味を調えていきます。 ポイントは、牛乳を少しずつ加えてのばすこと。これでなめらかなソースになります。
② 食パン(4枚すべて)の片面にバターを塗ってから、250℃のオーブントースターで1分ほど焼きます。 ポイントは、なるべく薄い食パンを選ぶこと。(8枚切りか10枚切りがベスト)バターは薄く塗り、パンが温まりバターの香りがたつくらいの焼きでOKです。
の食パンから、1枚にはバターを塗った面にホワイトソースを塗り、ハムと1/4量のグリュイエールチーズをのせ、もう1枚の食パンのバターを塗った面で挟みます。同じようにもう1組作ります。 ポイントは、グリュイエールチーズを使うとコクがあって加熱すると、とろーりチーズがとろけます
④ 重ね合わせたの食パン(2組とも)の上側にホワイトソースを塗って、グリュイエールチーズをのせ、粗挽き黒コショウをふります。 ポイントは、ホワイトソースとチーズを具材とトッピングの両方に使うこと。中はとろ~り、表面は香ばしく仕上がります。
⑤ 250℃に予熱したオーブントースターで、表面がこんがりときつね色になるまで3分ほど焼きます。 ポイントは、オーブントースターを250℃にしっかり予熱してから焼くこと。

少しポイントを押さえておくと外がカリッと中がとろーりとろける美味しいクロックムッシュが簡単に作れます。 おうち時間にクロックムッシュで美味しく楽しく過ごすのはいかがでしょうか。

進化し続けるクロックムッシュ

伝統的なクロックムッシュも美味しいですが、最近ではさまざまなアレンジをされたクロックムッシュが増えてきているようです。 例えば、ついつい余ってしまいがちなクリームシチューをパンに挟んだり、ハムの代わりにベーコンでカリカリにしたり、チーズもお手軽にとろけるチーズなどで仕上げてみたり、ゆで卵を乗せるとボリューム満点で朝食にピッタリです。 その他にもパンをデニッシュパンにしてみても美味しそうですね。 あんこやカスタードクリーム、フルーツなどを入れれば、スイーツに変身します。 フレンチトースト風にしてみても美味しそうです。 お手軽な料理だからこそ、アレンジは無数。 いろいろチャレンジして自分好みのクロックムッシュを見つけるのも楽しいですね。
進化し続けるクロックムッシュ

鉄板焼きで楽しむフレンチコースでもクロックムッシュを

ラトリエKとラトリエ泉でもフレンチコースの中にクロックムッシュをお出ししたりしています。 ラトリエKでは、上品で大人な「トリュフ香るクロックマダム」を。 ラトリエ泉では、「トリュフ風味のクロックムッシュ」をご提供。こちらも絶品の大人クロックムッシュです。 ワインとも合う、お客様にも好評のクロックムッシュ。是非一度ご賞味ください。
鉄板焼きで楽しむフレンチコースでもクロックムッシュを
親しみやすいお手軽な軽食から大人なワインのお供まで、さまざまな顔をもつ「クロックムッシュ」。 お手軽にワンランク上のトーストを楽しめるクロックムッシュをおうちでもお店でもさまざまなバリエーションで是非楽しんでみてください。
クロックムッシュ
クロックムッシュ

店舗情報

東区東桜にある「ラトリエK」と東区泉にある「ラトリエ泉」の2店舗あります。 ラトリエKでは、ソムリエでもあるシェフが鉄板で調理するフレンチコースとお料理に合う自然派ワインをご提供します。 料理やワインのなるほどと思う話を分かりやすく詳しく話してくれる会話も楽しめるお店です。 ラトリエ泉では、鉄板フレンチを楽しめる鉄板コーナーとバーテンダーがいるワインバーとワンフロアに2つのスペースがあります。 お料理を楽しみたい方、お酒を楽しみたい方、もちろん両方楽しみたい方、シーンに合わせてご利用いただけます。

L'atelier K

L'atelierK(ラトリエK)
L'atelierK(ラトリエK)
愛知県名古屋市東区東桜2-12-22 水谷ビル2F
TEL.052-936-8555
営業時間:
18:00~24:00
※夜10時以降入店可
定休日:日、月、不定休あり

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〒461-0005
愛知県名古屋市東区東桜2-12-22
水谷ビル2F
【電車でお越しのご案内】
地下鉄桜通線「高岳」駅 徒歩5分

L'atelier izumi

L'atelier泉(ラトリエ泉)
L'atelier泉(ラトリエ泉)
愛知県名古屋市東区泉1-17-3 オレンジタウン2F
TEL.052-211-7323
営業時間:
【鉄板コーナー】18:00~24:00
【Barコーナー】18:00~25:00
【日曜日のみ】12:00~22:00(アラカルトonly)
定休日:水曜日

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〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1-17-3
オレンジタウン2F
【電車でお越しのご案内】
地下鉄桜通線「久屋大通」駅 徒歩5分


ラトリエ

記事編集者

ラトリエK / ラトリエ泉

ラトリエK、ラトリエ泉のオーナーにいろいろお話を伺い、食に関する話題を中心にコラムを書いています。 楽しい会話も食事の時間を豊かにする大切なアイテム。 美味しい食事やお酒と共に楽しい会話の話題作りになれば幸いです。

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