投稿日:2022.02.22
日本には、全国各地に美味しい牛肉が存在します。 現在、東京以外の46道府県全てにご当地ブランド牛があり、銘柄数は200以上にのぼります。 これだけあると、どこのブランド牛がいいのか?多すぎてよくわからなくなってしまうと思います。 ここでは、主なブランド牛をピックアップしてご紹介。またブランド牛の定義やブランド牛の格付け・ランク付けの方法、和牛と国産牛の違いなどを見て日本の牛肉の魅力について見ていきたいと思います。

ブランド牛とは

ブランド牛には全国共通の明確な定義というものはありません。 銘柄ごとに定められたある一定の基準を満たした牛のことを指します。 各地域のブランド牛に関わる団体が、それぞれの基準を持って定めています。 産地や血統、格付けや育て方など、厳しい基準をクリアしたものだけがブランド牛とされています。

ブランド牛の格付け・ランク付けとは

ブランド牛の格付け・ランク付けとは
よくお取り寄せや焼き肉店、レストランなどで「A5ランク」などとお肉の紹介がされているのを目にすると思います。 この「アルファベット + 数字」を組み合わせた表記が牛肉の格付け方法です。 アルファベットはA~Cの3段階で「歩留まり等級」と呼ばれ、食べられる部分がどれくらいあるかを指します。 Aが一番多く、Cが一番少ないとなります。 数字は5~1の5段階で、「肉質等級」と呼ばれ、脂の入り方や色・質感によって判断されます。 5が最も脂が細かく均等に入り、見た目も美しいとなります。 ただしA5だとサシが細かく入っているため脂身の旨みをより強く感じ人によってはくどく感じてしまうかもしれません。 A5でないと美味しくないというわけではなく、好みによりますがB5の方が美味しく感じる人もいると思います。 格付けはあくまで基準とし、自分好みのお肉を選別することが大切です。

和牛と国産牛の違いは?

和牛と国産牛の違いは?
和牛と国産牛にも違いがあります。 和牛は有名な「黒毛和牛」や「褐毛和種」など、肉質のいい決められた品種のものだけを指します。 和牛の中でも、さらに細かい基準をクリアしたものが「ブランド牛」です。 国産牛は日本国内で肥育された期間が一番長い牛すべてを指しています。 スーパーなどで買い物をする際に知っておくと料理によって使い分け出来ますね。

どこのブランド牛が美味しい?

厳しい基準をクリアした牛肉だけがブランド牛となるわけなので、どのブランド牛も美味しい牛肉です。 その中で今回は、3つのブランド牛をピックアップして、その特徴を見てみたいと思います。

No.1松坂牛(三重県)

読み方は「まつさかうし」で日本三大和牛の1つであり「肉の芸術品」として日本のみならず、世界からも称賛されてる誰もが知るブランド牛です。 特徴としてまず挙げられるのは、キメが細かく、綺麗な霜降りで柔らかな肉質という点です。 また甘味があり上品な香りで一般的な和牛より不飽和脂肪酸を豊富に含むため、脂肪の溶け出す温度(融点)が低く舌触りが非常に良い点も松阪牛の特徴です。 おすすめの食べ方としては、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉、ローストビーフ、ビーフシチューやカレーなどの煮込み料理となります。

No.2仙台牛(宮城県)

お米の産地である宮城県では、霜降り牛肉づくりに欠かせない良質な稲わらが豊富にあり、きれいな水にも恵まれています。 恵まれた環境の中で育った仙台牛は、肉質が絶妙な霜降りとなり、口当たりが良く柔らかで、まろやかな風味と豊かな肉汁が特徴の最高級のブランド牛として育ちます。 おすすめの食べ方としては、やはりステーキです。そしてわさびでいただくのがベストではないでしょうか。

No.3飛騨牛(岐阜県)

岐阜県内で14ヶ月以上肥育された黒毛和種で、飛騨牛銘柄推進協議会登録農家制度に認定・登録された生産者に肥育され日本食肉格付協会が実施する牛枝肉格付において、肉質等級3~5等級と格付されたものを飛騨牛といいます。 霜降りが多く、綺麗なピンク色をして食感が柔らかいのが特徴です。 霜降りの量が多いのに上質な脂でしつこくなくさっぱりとした後味なので脂っぽい肉が苦手な方でも美味しく味わうことができます。おすすめの食べ方としては、ステーキやシチュー。 また、飛騨牛名物「飛騨牛まぶし」は是非お試しいただきたい一品。名古屋の名物「ひつまぶし」のお肉バージョンです。 ひつまぶしのウナギと同様に串に差し、炭でじっくり焼かれた飛騨牛は香ばしく絶品です。

日本には、美味しいブランド牛がたくさんあります。色々食べ比べをして自分好みの牛肉を探すのも楽しそうですね。

ラトリエでは厳選されたブランド牛を鉄板で美味しく調理

ラトリエでは厳選されたブランド牛を鉄板で美味しく調理
ラトリエK、ラトリエ泉では、その都度厳選した食材を仕入れ、その食材を一番美味しく召し上がっていただけるよう、目の前の鉄板で調理してご提供しております。 コースの中には、もちろん質の高いブランド牛を使用したお肉料理をご用意。 たまには、ちょっぴり贅沢にワインと一緒に美味しいブランド牛を外で楽しむのはいかがですか?

店舗情報

東区東桜にある「ラトリエK」と東区泉にある「ラトリエ泉」の2店舗あります。 ラトリエKでは、ソムリエでもあるシェフが鉄板で調理するフレンチコースとお料理に合う自然派ワインをご提供します。 料理やワインのなるほどと思う話を分かりやすく詳しく話してくれる会話も楽しめるお店です。 ラトリエ泉では、鉄板フレンチを楽しめる鉄板コーナーとバーテンダーがいるワインバーとワンフロアに2つのスペースがあります。 お料理を楽しみたい方、お酒を楽しみたい方、もちろん両方楽しみたい方、シーンに合わせてご利用いただけます。
ラトリエK・ラトリエ泉の感染症対策
store
店内
定期的な換気や除菌の徹底、隣客との間隔を確保
wash
従業員
出勤前の検温や手洗い・うがいの徹底
clean_hands
お客様
手指消毒液の用意

L'atelier K

L'atelierK(ラトリエK)
L'atelierK(ラトリエK)
愛知県名古屋市東区東桜2-12-22 水谷ビル2F
TEL.052-936-8555
営業時間:
18:00~24:00
※夜10時以降入店可
定休日:日、月、不定休あり

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〒461-0005
愛知県名古屋市東区東桜2-12-22
水谷ビル2F
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地下鉄桜通線「高岳」駅 徒歩5分

L'atelier izumi

L'atelier泉(ラトリエ泉)
L'atelier泉(ラトリエ泉)
愛知県名古屋市東区泉1-17-3 オレンジタウン2F
TEL.052-211-7323
営業時間:
【鉄板コーナー】18:00~24:00
【Barコーナー】18:00~25:00
【日曜日のみ】12:00~22:00(アラカルトonly)
定休日:水曜日

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愛知県名古屋市東区泉1-17-3
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ラトリエ

記事編集者

ラトリエK / ラトリエ泉

ラトリエK、ラトリエ泉のオーナーにいろいろお話を伺い、食に関する話題を中心にコラムを書いています。 楽しい会話も食事の時間を豊かにする大切なアイテム。 美味しい食事やお酒と共に楽しい会話の話題作りになれば幸いです。

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