Blog2023.04.26

ワインと健康、そして長寿

フランス人は、バターやお肉などの動物性脂肪の摂取量が世界トップクラスですが、他の西欧諸国にくらべて心疾患による死亡率が低く、「フレンチ・パラドックス」と呼ばれています。これは、ワイン（特に赤ワイン）に含まれているポリフェノールが良いと言われ、フランス人の死亡率が低いのは、ワインを多く飲むことが関係していると言われています。

「ワインを飲んでいれば、心筋梗塞、狭心症などCHD（虚血性心疾患）になりにくく、健康を維持する」と、ワインの消費拡大に繋がっています。

「ワインと健康」について紹介されている内容をみると、

・動脈硬化とコレステロール
赤ワインの効果としてLDL（低密度リポタンパク）の酸化を防ぐ

・活性酸素と疾病
疾病の原因になる活性酸素の消去

・赤ワインの活性酸素消去能
赤ワインは抗酸化能が高い

・種々の飲料のポリフェノール含量
赤ワインが種々の飲料の中でポリフェノールが飛び抜けて高い

・赤ワインのヒトでの試験結果
この試験により食事をしながら赤ワインを飲むのは健康にいいことがわかる

・白ワインの効能
ミネラルが豊富で利尿効果が高い、また腸内細菌群のバランスを整える作用もある

・リスベラトロール
LDL（低密度リポタンパク）の酸化を防止、血小板凝集を抑制

・食事とワイン
抗酸化能を有する物質を含む適切な食事を摂ることで、癌を含む種々の疾病をかなりの部分は防止

などがあり、ワインが健康寿命にとって、大きな役割を果たすことは間違いないと言えます。

参考サイト：「ワインと健康」